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2016.02.01

新装再開・ドンムアン空港第2ターミナルを使ってみた

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タイの首都バンコクには2つの空港があるのをご存知でしょうか?日本からの直行便の多くは2006年にオープンしたスワンナプーム空港を利用しますが、エアアジアやノックスクートなどといったLCCは昔から利用されているドンムアン空港からの発着です。
スワンナプーム空港開港と同時に民間航空機の空港としては閉港、「サヨナラセレモニー」まで開催したはずのドンムアン空港。ところが増え続ける航空需要に対してスワンナプーム空港が1年持たずにパンク。放置されていたターミナルのうち第1ターミナルを利用し再開港となりました。さらに増え続ける需要に応えるべく昨年末(2015年12月24日)に国内線専用ターミナルとして第2ターミナルをリニューアルし新装オープン。今回はその第2ターミナルを利用してみました。


第一印象は?

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BTS(高架電車)のモチット駅から出ているエアポートバスに揺られること20分ほど。ターミナルに入って感じた印象はとにかく「白い!!」床から天井に至るまで白を基調にした色使いで清潔感に溢れる雰囲気です。第1ターミナルにあったチェックインカウンター前の手荷物検査がなくなりスッキリとしたカウンターまわりになっています。チェックインカウンター前の行列は相変わらずですがカウンターとカウンターの間隔が広くなった分圧迫感は解消された感があります。10分ほど並んでチェックインを完了。手荷物検査もチェックインカウンターと同様に長蛇の列でしたが、検査レーンが以前の倍ほどに増えていてあまり待つことなく(5分ほどで)通過することができ好印象。


飲食・物販スペースが充実

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手荷物検査を終え出発ロビーへと移動。お馴染み「スターバックス」や「クリスピークリーム」をはじめとしたカフェや飲食店が並んでいるだけでなく、「キャスキッドソン」や「NARAYA」、果てには大手デパート「The mall」まで出店している充実ぶりに驚きました。大手のタイ航空やバンコクエアウェイズが発着するスワンナプーム空港出発ロビーと比較しても遜色ないどころか、遥かに上をいく充実した物販スペースでゆっくりと買い物することができました。
一方、LCCメインの空港かつ国内線専用のターミナルということでラウンジはなし。ビジネスクラス利用者やマイレージ上級会員にとっては少しだけ残念なところです。


日本と違うLCCのポジション

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リニューアルしたドンムアン空港第2ターミナルを使ってみて感じたのは、日本とは全く異なるLCCの立ち位置です。アジアではマレーシアに次ぐLCC先進国であるタイでは国内線のLCCシェアは70%ほど。ヨーロッパ域内では約半分のシェアを占めるなど世界各地でLCCが勢力を拡大する中、日本ではわずかに1割程度に過ぎません。
既存の航空会社との差別化を図る意図もあるのか「LCCターミナル」と称して成田(T3)や関空(T2)でプレハブ造りの不便なターミナルを建設していますが世界の潮流から見るともはや時代遅れ。アジアでも香港(T2)やクアラルンプール(KLIA2)、そしてドンムアンのようにLCC利用者にも快適なターミナルを提供し、ショッピングやアクティビティでお金を落としてもらうのがトレンドになっています。
関空や成田を中心に存在感を見せつつあるLCC。とくに中国や台湾、マレーシアからはかなりの数のフライトが日本に乗り入れています。その乗客を「格安旅行者」としてそれなりの対応をするのか、それともシッカリお客さまとして迎えお金を落としてもらうように取り組むのかで違った成果がでてくるかもしれません。

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