
先週、先々週と2週連続でバンコクで展示会出展支援のお仕事をさせて頂いています。とくに1月22日から24日の3日間開催されたジャパンエクスポ・タイランドは規模が大きく、日本が大好きなタイ人で大変な賑わいでした。タイの若い人にとっては日本の「コスプレ」が人気なのかコスプレ姿の若い方が目立ちましたが、そういった中でも(どちらかと言えばオトナのお客さまを対象としている)弊社お客さまの売上は上々。具体的な名前を書くのは控えますがタイでは知らない人がいない某商社やコンビニエンスストアとかなり具体的な商談が進み今後の展開が楽しみなところです。
ジャパンエキスポ・タイランド

今回のジャパンエキスポ。会場はバンコクでも指折りのショッピングモールの「セントラル・ワールドプラザ」で開催されました。会場は食べ物の屋台や(AKB48や矢口真里さんも参加した)メインステージのある屋外コーナーのほか、トラベル・ファッション&ビューティ・留学などいくつかのゾーンに分かれての開催。それぞれにステージがあり日本から若手のタレントさんが途切れることなくステージを盛り上げていました。弊社のお客さまがブースを構えたファッション&ビューティーゾーンではnotall(ノタル)という4人組が1日4回ステージに立っていました。失礼ながら彼女たちのことは(日本人の私でさえ)今回初めて知ったのですが、タイ人には知名度があるのか熱狂的な「オッカケ」が数十人ほど。日本でもメジャーデビューしていないタレントにタイ人のオッカケが付いてるのは驚きでした。
体験型のブースが人気

訪日観光の人気ぶりを示すようにとくに人気だったのがトラベルコーナー。JTBさんや東京ディズニーランドさんなど大手の旅行関連企業の他、千葉県や名古屋市、宮城県塩釜市などいくつかの自治体が出展。とくに千葉県は単独でブースを構えられていて大盛況の様子でした。東京のホテルに空きがなく成田近辺のホテルにかなりのタイ人が押し寄せている他、最近では個人旅行客を中心に「いちご狩」など果物狩りが相当に流行っているそうです。さらに目立ったのは体験型のブース。とくに着物や浴衣を着て写真撮影体験を提供していた日本旅館協会のブースは大変な賑わいでした。
トラベルコーナーの大変な賑わいを見る限り2016年のタイ人訪日客100万人達成はかなり有望と確信。これまでインバウンドとの関連が少なかった「体験型農園」や「写真スタジオ」などといった「体験型」の観光を提供できる分野にもインバウンドの波が押し寄せそうです。
展示会に参加するメリット(と少しだけ宣伝)
展示会に参加された経験のある方はご存知かと思いますが、展示会のメリットは単に商品を知ってもらうというだけではなく人脈の拡大、ニーズ(あるいはトレンド)の把握などなど書ききれないほどのメリットがあります。親日国のタイでは(小規模なものを含めると)毎週のように日本に関連したイベントや展示会が開催されているほど大人気。参加のチャンスは数多くあります。さらに言えば出展費用の一部を自治体等が負担するイベントも多く、出展のハードルとなる金銭面での負担も意外に小さく済むケースも多くあります。最後は宣伝になりますが、タイでの展示会やイベントに出展される際はブースの予約からスタッフ・通訳の手配、通関、そして当日の出展サポートまで一貫したサービスが可能な弊社にぜひお声掛け下さい。