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2016.02.08

ロストバゲージに遭遇

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空港で預けた手荷物が目的地で紛失することを「ロストバゲージ」と言います。筆者は国内線、国際線を合わせると年に100回以上は飛行機を使うヘビーユーザーですが、運が良いのかロストバゲージに遭遇したことはなく(積み残しに遭い翌日配送になったことは数回)油断しきっていたのですが、先日はじめてその憂き目に遭遇。今回はその一部始終をレポートします。


ムムム・・・荷物が出てこない!?

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2015年秋の某日。マレーシアとタイへの出張に赴くべく成田空港からシンガポールを経由しマレーシアのクアラルンプールまで移動した筆者。成田からシンガポール(ANA)とシンガポールからクアラルンプール(オマーン・エア)までが別会社だったのでチェックインカウンターでスルーチェックインできるか確認したところ当初は提携外という事で当初はお断りされたのですが、(多頻度利用者という事で配慮されたのか?)出発ラウンジで呼び出しがあり「今回は特別に」とのことで目的地までチェックイン。これがトラブルの発端になるとは想像もしませんでした。
(ポイントを使ってアップグレードし)ビジネスクラスで快適なフライトを堪能。到着したクアラルンプール空港では晴れ晴れした気分で手荷物レーンの側に立ったのですがいくら待っても手荷物が現れず・・・とうとう手荷物レーンが止まってしまいました。


スーツケースは中東・オマーンへ一人旅

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手荷物レーンに荷物が出てこなかった場合、レーン近くにある航空会社のLost & Foundオフィスで捜索を依頼することになります。直前に利用したオマーン・エアはマレーシア航空に手荷物のハンドリングを委託しているのでまずはそのカウンターへ。ところがカウンターで対応してくれたのはかなり年配の男性職員。手荷物の色や形を聞かれたので写真まで見せたのに、違う色を登録しようとしたりと何だか頼りない様子。一応登録を済ませ捜索依頼をしたものの嫌な予感がしたので空港内にあるオマーン・エアのオフィスへと突撃しました。
煌びやかなクアラルンプール空港ですが、扉一枚奥にあるオフィスエリアは薄暗く雑然とした雰囲気。その廊下の奥にあるオマーン・エアのオフィスに辿り着いて事情を説明すると手荷物タグが外れてしまった荷物があったものの、クアラルンプールまでのものか分からずに取り敢えずオマーンのマスカット行きの荷物と一緒に出発してしまった事が判明。紛失1日につき50US$の日用品購入補償と「8時間後に荷物がマスカットに到着次第電話するわ」とのスタッフの言葉を信じて空港を後にしましたが、夜になっても案の定音沙汰なし。しびれを切らしこちらから電話してみても応答なし・・・不信感が募ります。タグが取れた持ち主不明の荷物は果たして返ってくるのでしょうか!?


壊れていたけど無事発見

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翌朝、仕事の前に70km近く離れたクアラルンプール空港まで再度出向き1時間超に及ぶすったもんだのやり取りの末、研修の為オマーンに駐在しているオマーンエアのマレーシア人のスタッフにSkypeで映像を送信して貰いながら荷物のストックルームを捜索して貰うことに決定。時差の関係やその日私がバンコクに移動するということで、さらに翌日午前のSkype会議を約束することができました。
荷物が紛失して50時間が経過した3日目の午前11時。バンコクに移動した筆者と、クアラルンプール空港のオマーンエアスタッフ、マスカットにいるオマーンエア・マレーシア人スタッフの3者でSkype会議。マスカットのスタッフにスマホを持ってストックルームにある荷物を1つ1つチェックして貰ったところようやく発見!!映像上ですが久々に荷物と再会できました。手続きの後、4日目の朝にホテルに届けられたスーツケースと再会。残念ながら持ち手は外れ車輪も紛失という無惨な状態ではありましたが、スーツケースの中身が無事であった事に一安心。ようやくスーツを着替えることができました。


ロストバゲージに遭遇して得た教訓を3つ

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  1. PCやスマホの充電器は機内に持ち込む事
    UNIQLOやMUJIが世界中にある現在、着替えは現地で揃える事ができますがPCの充電器は適合するものを探すのに一苦労。今回は結局購入できずにPCなしで仕事をするハメになりました。
  2. 手荷物には目印を
    今回のロストバゲージの原因は何らかの理由で手荷物タグが外れてしまい、持ち主不明のスーツケースになってしまった事です。目印や(連絡先を書いた)ネームタグを付けていれば持ち主の特定に役立つことでしょう。
  3. (冷静に)主張することが大事
    通常ロストバゲージに遭遇した場合、到着空港で手続きした後は手荷物が配送されて来るのをホテルで待つという流れになります。それでアッサリと見つかる場合が大半。
    今回のケースのようにタグが外れて完全に持ち主不明となっている場合、返却に数週間かかったり完全に紛失扱いになる事も。完全に紛失となっても補償は雀の涙ほどであることがほとんどです。海外では納得のいく対応が得られるまでは冷静かつ紳士的にトコトン主張しましょう。対応するスタッフを味方につけるのも重要なポイント。怒鳴るのは完全に逆効果です。
残念ながらロストバゲージを完全に防ぐのは不可能なのが実情。ロストバゲージに遭遇した時に被害を最低限にとどめられるよう「最低限必要なものは機内に!」「思い入れがあるものは預けない!」など対策する事、万一遭遇した時には粘り強い主張が効果的でしょう。

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