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2016.01.15

”おもてなし”を収益化する(Sapporo City Wi-Fi)

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大阪にある弊社ですが、行動範囲は北海道から沖縄まで多様。最近とくに多いのが北海道でのお仕事。今回も前回(1月13日)に続いて北海道から記事をお届けします。
北海道や札幌市はタイ人訪日旅行(インバウンド)に対する官民一体となった取り組みが非常にすすんでいることが功を奏してタイ人に非常に人気の目的地。そんな札幌は外国人客の悩みの種であるインターネット接続に関する問題に対応して昨年10月から「Sapporo City Wi-Fi」の運用を開始。私も早速使用してみましたがよく考えられた仕組みに感心しました。


訪日外国人の不満の種はWi-Fi環境

無料Wi-Fiスポットの少なさは外国人の悩みの種。海外の多くの国ではカフェや公共施設では無料の公共Wi-Fiが提供されていることが多いのですが、日本のWi-Fi接続サービスは有料のものがほとんど。電車の車内などでWi-Fiサービスの提供を謳っているところもありますが、実際に接続するには国内携帯電話会社などとの契約が必要なことが多く訪日外国人にとってはハードルが高いのが実情です。
ここ数年一部の都市で、地下鉄の駅や観光客が多く集まる場所で無料Wi-Fiサービスの提供を開始してみますが、いざ使おうとすると繋がらなかったり、多言語対応がなかったりなどの問題があることが少なくありません。


夜の札幌駅で接続してみる

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「Sapporo City Wi-Fi」は現状地下鉄の主要駅と、札幌駅からショッピングや観光の中心である大通地区を結ぶ地下歩道「チ・カ・ホ」で提供されています。今回は比較的利用の多いであろう夜の時間帯に地下鉄札幌駅使用してみました。まずはSSIDを選択すると接続のための画面がポップアップで出現。真ん中の「インターネットに接続する」が目立ちますが、画面上の方を見ると「Language」の文字が。
英語、韓国語、簡体字、繁体字そしてタイ語から選択できます。訪問客の国籍に合わせた言語の選択をしているところも好感度が高いです。(とある都市ではなぜか英語・中国語の他は何故か訪日客の少ないスペイン語、フランス語からの選択だったりします・・・) さっそくタイ語を選択してみると、写真のような画面が出現。


接続後の画面には!?

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端末ごとに初回一度だけE-mailアドレスを入力すると、以降1年以内は再入力不要。「インターネットに接続する」ボタンだけクリックすればネット接続できるようになります。肝心の速さはと言えば下り3M程度出ているようで動画の視聴もなんとか可能。
そして素晴らしいのは接続した後に表示される画面。この手のサービスでは大抵の場合、その都市のロゴであったり、Welcome画面といったものが表示されて、大半の使用者はすぐにそれを閉じるのが相場ですが、「Sapporo City Wi-Fi」では各言語ごとに、その言語の話者が興味を持ちそうな内容の観光案内やイベント情報が提供されます。


おもてなし プラスアルファで 収益化(5・7・5)

弊社には「外国人をどう”おもてなし”すれば良いのだろう?」というお問い合わせがたくさん寄せられます。おもてなし→リピータの確保という流れが重要なのは言うまでもありませんが、”おもてなし”そのものを収益化していく視点も重要ではないでしょうか?
「Sapporo City Wi-Fi」の仕組みを活用すれば、例えば4月のタイ正月(ソンクラーン)の連休に合わせてタイ人旅行客を対象としたターゲットプロモーションを打つことや広告収入など、Wi-Fiの提供という”おもてなし”を収益に繋げることが可能になってきます。”おもてなし”を提供する側と受ける側ともにWin-Winの関係になれたら素晴らしいですよね?ぜひ皆さんも外国人を単におもてなしするだけでなく、「おもてなしプラスアルファ」で収益化する視点に立ってみてください。

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